こんにちは!ねこすまです。
先日、猫がたくさん住んでいる島で有名な、宮城県石巻市にある「田代島(たしろじま)」に行ってきました。
人と猫が共存する、不思議で、とてもステキな島でした!
※旅行記書いたよ
→憧れの猫島に行ってきた!~宮城県石巻市「田代島」観光レポート~
これから行ってみたい!という方のために、見どころや、観光するときの注意点を、オリャーッ!!と調べてまとめてみたので、旅行記と共にご覧ください^^
ご注意いただきたいこと。
私も出かける前にいくつかのサイトの旅行記を読んでいったのですが、ここ数年で田代島の状況が結構変わっているようで、1年前の観光施設などの情報がもう古かったりしていました。
もしかしたらこのブログの情報も古くなっていることがあるかもしれないので、出かける前にこのブログに添付してある公式サイトなどをご確認していただくと良いと思います。
参考にしたサイト様たちは、最後にもまとめてあります。
田代島の基本情報。
ここにあります!
田代島(たしろじま)は、宮城県石巻(いしのまき)市にある島です。
猫が大切にされており、盲導犬などの介助犬を除いて、原則、犬を島内に連れていくことはできません。
ひょっこりひょうたん島のモデルになったと言われているそうですが、実は作者は明言していないので、モデル説の島は日本各地にいっぱいありますww
そのうちの一つってことですね。
地図はコチラ。
アクセス方法
この島へは、石巻市にある「網地島(あじしま)ライン発着場」という船着場から、フェリーに乗って40分~1時間ほどかけて向かいます。
※フェリーと言っても、車は事前予約しないとのせられません。それに小さな島なので、車は必要なさそうです。
田代島の探索マップも配っていました!
石巻市のホームページ内に同じものがあったので、のせておきます。
参考:田代島探索マップ
網地島ライン発着場には、JR石巻駅からバス、又はタクシーで行くか、車で行くなら無料駐車場があります。
石巻駅への行き方や、島への詳しいアクセス方法は別記事にて。
→宮城県の猫島、田代島へのアクセス方法!いろんな手段の行き方まとめ
田代島はこんな島!
人よりも猫の数が多い、小さな島
・人口:現在は100人未満
昔は1000人ほどいたそうですが、徐々に人数が減っているそうです。
・猫数:現在は200匹以上
ちょっと歩けば次々にいろんな猫たちに出会えます^^
・周囲:11.5km
・面積:3.14km²
という、とても小さな島でした。
島は標高96mの山が中心で、観光は、軽い山登りな感じもあります。
でも道路が舗装されているので、とても歩きやすかったです!
猫島として、2008年頃からメディアに紹介されるようになってから、国内だけでなく海外からも観光客がたくさんくるようになったそうです。
参考サイト:石巻市「田代島の紹介」
なんで猫がいっぱいなの?
なんでも、かつて田代島では養蚕業(ようさんぎょう)が盛んだったようで。
蚕(かいこ。着物をつくる絹糸、の原料のマユ、をつくる虫ですね。)の天敵のネズミを退治するために、猫を連れてきて、大切に飼われていたようなんです。
そして漁業も盛んで、漁師さんたちにエサを求めて猫が集まっていたそうです。
猫のしぐさから天候や漁の状況を予測するなど、漁師さんたちからも大事にされていたそうなのですが、、、
ある時、ある漁師さんが、漁の道具を作るために岩を崩していたら、1匹の猫に当たって死んでしまったそうなんです。
心を痛めた網元(漁師を雇って漁業をしている人)さんが、その猫を丁寧に葬ったところ、大漁が続いたり、海難事故がなくなったということで、その猫を猫神様として祭り、猫を大切にするようになったそうです。
田代島の中央部に猫神様の「猫神社」があります。
参考サイト1:石巻市ホームページ「田代島の紹介」
参考サイト2:wikipedhia「田代島」猫神社の項
復興のシンボルにも!
宮城県石巻市は、2011年に起きた東日本大震災での津波の被害がとても大きかった地域の一つです。
田代島も、沿岸の家や、港、船、かきの養殖場などが流されたり、約1mほど地盤沈下してしまったりと、大きな被害があったようです。
そこで地元の方々は、猫達と共に復興を目指そう!という思いの元、田代島・にゃんこ・ザ・プロジェクトという義援金を募る団体を作ったそうです。
このことが全国の愛猫家の方々を中心に拡散され、募金はあっという間に集まったとのこと。
参考サイト:田代島・にゃんこ・ザ・プロジェクト 公式サイト様
現在では、島のえきという、軽食や、お土産などを販売する施設を運営しているそうです。
私もここでお昼ご飯を食べました!
島のえきについて、詳しくはこのサイトで
→田代島にゃんこ共和国 公式サイト様「島のえき」
観光時に注意したいこと!
基本的な注意点
にゃんこ共和国のサイトに、観光時の注意点がかかれていたので、引用します。
お出かけ前に、よく読んでくださいね!
猫に餌や食べ物を与えない
猫達は島の方々から食事をもらっています。特に仔猫のうちは、食べ物が変わると下痢をして体力を失い、育たないなどの危険と隣り合わせです。 また、道路上で餌をもらうことで事故の危険性が増します。
人懐っこい島の猫達を守るために餌や食べ物を与えないことにご協力ください。道路の真ん中で写真を撮らない
道路の真ん中で猫を撮影している方がいらっしゃいます。交通量は少ないですが、道が狭く危険です。
お互いに譲りあい、安全にご配慮下さるようお願いいたします。仔猫をそっと見守ってください。
可愛さのあまり抱き上げて、別の場所へ連れていくと母猫とはぐれるなど、小さな仔にとっては大変危険です。
島民の住居など敷地内に入らない
猫を追いかけるのに夢中で、住宅敷地内に無断で入ってしまう方がいます、おやめください。
ゴミの持ち帰りにご協力お願いします。
島内には、ゴミ処理施設がありません。週一回船で来る収集に頼っています。ゴミの持ち帰りにご協力お願いいたします。
引用:猫島「田代島だっちゃ!」
また、猫は住宅地周辺にいることが多いですが、ギャーギャー騒ぐのはマナー違反です。
同じことされたら、イヤですよね。
ほぼ山道です!
道は舗装されていますが、坂道が多いです!
履きなれたスニーカーで行きましょう。
とくに、猫神社から大泊港側は坂が急でした。散歩するにはちょうど良かったですが、足の悪い方は気を付けてください。
そして、道幅が狭いところもあります。
ちょいちょい猫に出会いますが、地元の方の運転する車の通行の邪魔にならないよう、遊ぶときは気をつけてください。
私が行ったのは9月でしたが、蚊などの虫も居たので、気になる方は虫よけスプレーなどもあった方がいいかもです。
島の魅力をご紹介!
猫と遊べる!
猫好きの私としては、すっごく嬉しくて、楽しかった!笑
ここの猫たちは野生と飼い猫の中間位の存在のようで、人間に慣れているので近づいても逃げません。
むしろ向こうから寄ってくるくらいなので、撫でたり、猫じゃらしで遊んだりさせてくれます(*´Д`)
※もしあなたがご自身の飼い猫用の猫じゃらしをもっていても、別に買って持って行って、帰ったら捨てましょう。
猫は臭いで仲間を識別するので、別のナワバリの猫の臭いがついてしまうと飼い猫ちゃんがすごく警戒します。ご注意を!
自然がいっぱいでのんびりできる!
ご説明した通り、島は、ほとんどが山です。
静かで、ゆったりとした時間が流れています。
自然の中、猫たちと戯れて・・・
のんびりと、リフレッシュできました^^
ケータイ使えるよ!
ちなみにですが、山&自然に囲まれた島内ですが、ケータイの電波がしっかり入ってます!
私の場合は途中で電波が切れることなく使用できました!
釣りができる!
元々釣りスポットとしても有名な田代島。
猫島としてメディアが紹介し始めた2006年頃より前は、観光客のほとんどが釣りが好きな人だったんだとか。
釣り好きなら要チェックな外部サイト様をご紹介します!
サイト様1:ANA釣り倶楽部 「宮城県・田代島」
航空会社のANAの、全国の釣りスポット紹介サイトです。
釣れる魚や、釣り方の紹介もしています。
サイト様2:海街さんぽ「石巻の離島、田代島へGO!」
石巻周辺の観光スポットを紹介しているサイトです。
このページでは、5名の女性が釣った魚を、宿泊施設(マンガアイランド。詳しくは後述します)で自分たちで料理して食べる!という楽しみ方を紹介しています。
星が綺麗に見える!
宿泊した人たちが夜に見られるご褒美。
島には電灯などの明かりが少ないので、天気が良ければ、満天の星空が眺められるそうです!
写真を撮るのが好きなら、朝から夜まで楽しめますね!
観光スポットご紹介!
見どころ
実際に行ったところは写真付きでご紹介します!
公式サイトがある場合は、URLも載せておきます^^
滞在時間と相談して、ぜひチェックしてみてね!
猫神社
守り神、猫神様にご挨拶に行きましょう。
小さな社の前には、大漁の猫の置物や、石に猫の絵が書いてあるものがお供えされています。
国土交通省が定めた、日本全国の「島の宝100景」にも認定されています。
参考:国土交通省「島の宝100景」
大泊港への道中、行きに通ったときは猫が居ませんでしたが、帰りには2匹見かけました。
↓クリックで拡大します
神社前のベンチでくつろぐ黒猫ちゃんたち(笑
マンガアイランド
この島は、漫画で島おこしをしているそうで、5人の漫画家さん(ちばてつやさん、里中満智子さん、志賀公江さん、木村直己さん、御茶漬海苔さん)がデザインしたロッジがある「マンガアイランド」という場所があります。猫も集まる場所みたいです^^
火曜日が休館日ですが、休館中でも使えるトイレもあるそうです。
ここでは電動自転車、またはマウンテンバイクのレンタサイクルをやっているらしいので、島を一周したい人はおすすめ!
(行けばよかった。後で知った。笑)
事前に予約すれば、宿泊もできるそうですよ!
予約して、調味料や材料をもっていけば、自分たちで料理やバーベキューもすることができます。
釣りの項でご説明した、自分たちで釣った魚を自分たちで料理して食べる!というのはココで
やったみたいです。
ちなみに予約サイトなどでの予約はしておらず、直接石巻市に連絡しないといけないようです。
利用したい方は、こちらの公式サイトをご参照ください!
参考サイト様:石巻市「マンガアイランド」
↑スマホだとにゃんこの写真がかぶってて文章が見づらいのですが^^;
このサイトの下の方に、利用方法が書かれた「利用者のしおり」等があります。
これはスマホでもみられます。
お店
ご飯が食べられたり、お土産やグッズを売っているお店をご紹介します。
営業したりしなかったりすることもあるようなので、サイトをチェックしてから訪問してみることをおすすめします!
島のえき
公式サイト様:田代島「島のえき」
営業時間 10:00~15:00(夏季記運行ダイヤ中は最終上り便の時間まで)
田代島にゃんこ共和国という、東日本大震災時に、島の復興をするために作られた団体が運営しているそうです。
カレーやうどんなどの軽食が食べられたり、お土産が売っているのはもちろん、島外から持って行ったご飯を食べる場所にも使っていいそうです。
あと、外にあるトイレが綺麗でビックリ!
ここにもたくさんの猫がいました!
田代島オリーブ・カフェ
仁斗田港から徒歩10分のところにある、古民家を改装したらしいカフェです。
海を見ながら、パスタやコーヒー、ビールなどがいただけます。
営業時間は10:30~15:00
予約すればディナーも食べられるそうです!
公式サイト様:田代島オリーブ・カフェ
食べログもあるよ→リンク
クロネコ堂
郵便局を改装したお店だそうです!
オリジナルグッズや、お土産を売っていて、ランチも食べられます。
公式サイトはありませんが、ツイッターをやっていらっしゃるようです。
小さな「田代島
ツイッター:クロネコ堂@田代島 様
宿泊施設もあるよ!
ほとんどが公式サイトがなく、電話で確認しないといけない模様。
閉まっているところもあるようなので、このブログでは、現在営業が確認できた、公式サイトや、口コミがあるところをのせます。
ナビタイムで住所と電話番号の一覧が見られたので、一応載せておきます。
プチリゾート マリンライフ
ここはサイトがあって、ここから予約もできます!
公式サイト様:「田代島ぷちりぞーと マリンライフ」
古民家をおしゃれに改装したマリンライフさん。公式サイトの写真をみていただくと分かると思いますが、ほんとにオシャレ!
口コミによるとご飯もとてもオシャレで美味しいらしい。ぜひ泊まってみたい!
ランチが食べられるという情報もあったけと、サイトには書いてなくてわかりませんでした;
民宿 網元
こちらも、ご飯が魚料理づくしで美味しい!と噂の民宿。
古民家的な内装で、ご夫婦で営まれているようです。
旦那さんが漁師ということもあり、猫好きな人はもちろん、釣り好きな人が泊まりに来ることも多いとか。
記事執筆現在、電話でしか予約できません。
電話番号:0225-98-2316
漁師民宿 はま屋
ここも公式サイトがあります!宿泊だけでなく、釣り船も出してくれるようです!
公式サイト様:漁師民宿 はま屋
初心者でも釣り竿も貸してくれて、アドバイスもしてくれるみたいですね。
もちろん、お料理もおいしいみたい!
唯一の大泊港側にある民宿です。
おトイレ事情
島にあるトイレは、
・仁斗田港
・大泊港
・島のえき
・マンガアイランド(閉館中の火曜日も使えます)
にあるそうですが、なにしろ情報が短期間で変わっているようなので、ギリギリで行ったら使えない!!なんてことにならないように、余裕をもってお手洗いを済ませた方がよさそうです。
参考になるサイトまとめ
この記事で紹介した、田代島観光の参考になるサイトをまとめました。
基本情報・アクセス編
基本的な情報はコチラ。
◆石巻市ホームページ「田代島の紹介」
◆上記ページ内にある田代島探索マップ
石巻駅からのバス
◆宮城交通バス「運行状況」
田代島行きのフェリーの公式サイト
◆網地島ライン発着場公式サイト
釣りもできる!
◆ANA釣り倶楽部 「宮城県・田代島」
観光中の注意次項
◆猫島「田代島だっちゃ!」
アクセス方法まとめました
◆宮城県の猫島、田代島へのアクセス方法!いろんな手段の行き方まとめ
施設編
マンガアイランドの紹介
◆石巻市「マンガアイランド」
◆海街さんぽ「石巻の離島、田代島へGO!~そこは夢のアイランド(釣り編)」
ランチが食べられる場所やお店の紹介
◆田代島「島のえき」
◆田代島オリーブ・カフェ
◆クロネコ堂@田代島 (ツイッター)
宿泊施設
◆ナビタイム「田代島周辺の旅館/民宿」住所、電話番号一覧
◆「田代島ぷちりぞーと マリンライフ」
◆漁師民宿 はま屋
ついでに!私の旅行記
憧れの猫島に行ってきた!~宮城県石巻市「田代島」観光レポート~
まとめ感想
田代島、まだまだ知らない魅力がいっぱいありました!
今度行くときは、一泊旅行で行きたいですね。
猫たちと戯れたいし、宿の料理も美味しそうだし、釣りも楽しそうだし、自分たちで料理するのも楽しそう・・・
あの島ののんびり感、もう一回味わいたい(*´Д`)
あ、一泊じゃ足りないなぁ!笑